やまぐちDX推進拠点「やまぐちデザインシンキングカレッジ」に参加しました!

山口県のDXの推進をサポートしているやまぐちDX推進拠点「Y-BASE」で開催された「デザインシンキングカレッジ」のデザイン思考について体感できる約半日間のプログラムに参加しました。

やまぐちデザインシンキングカレッジ|カレッジプログラムについて|ベーシックプログラム

デザインシンキングとは、ユーザー視点に立った本質的な課題の把握やアイデア創出に有効とされる「デザイン思考」のことで、例えば椅子を一つ造るにも〈年齢、性別、ライフスタイル、身体的状態、使用シーン〉などを想定しますがデザイン思考が伴うことでより深く具体的なターゲット像を描くことができます。

参加者はNPO団体、医療系、工業系、観光業、広告業と多種多様です。ネームプレートにはニックネームと#(ハッシュタグ)を記入し自己紹介が行われたのですが今思えばこの時すでに「デザイン思考」の扉をノックしていたのです・・・。

「山口県に若者が住み続けたい、中高年が定住したくなるアイデアを考える」というテーマでチームごとのワークショップ。ペルソナを設定し、その人が抱えている課題を想定し、解決アイデアをチーム全員で出し合い、最終的には企画プロットまで作成し発表しました。解決アイデアには荒唐無稽なものから合理的なもの、奇抜でおもしろく実現させたいものなど多人数でディスカッションするからこそのメリットがあったと感じます。半日で様々なアイデアが生まれるプロセスはとても興味深いものでした。

  

ペルソナ設定・分析・企画プロットまで完成するスピード感はまさに「思考を止めるな!」で、時間はあっという間に過ぎて企画会議を一気に走り切った感覚でした。デザイン思考のコツは創造的なアプローチ。観察と共感を基に問題を定義することでアイデアが生まれるということですが、何より誰もが意見を出しやすく、否定しない雰囲気づくりが根底にありそうです。セミナーで学んだことを取り入れて今後の業務に活かせたらと思います。

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